お盆は、先祖の霊がこの世に帰ってくる日としてさまざまな行事を行います。四十九日法要が過ぎてから初めて迎えるお盆を初盆・新盆といいます。お盆の始まる13日には、先祖の霊が迷わず家に帰ってこられるよう、松の割り木などを戸口で焚いて迎え火をします。お盆の間は、盆提灯に点灯し、お墓がある場合には、この間にお墓参りをします。お盆の間は先祖の霊がこの世に戻ってきているので、灯明を絶やさないようにし、毎日、水や食べ物のお供えをします。お盆の終わる16日には、送り火をして故人の霊を見送ります。お寺では、お盆の行事として、飢えに苦しむ餓鬼の霊を供養する施餓鬼会(せがきえ)の法要が行われます。※お盆には地域の風習などがあり、どれが正解であるとかはありません。
また、お盆お時期は地域によって異なり、大きく分けると7月に行われる地位と8月に行われる地位があります。